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NFT = Flex、トークングラフを育てよう
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NFT = Flex、トークングラフを育てよう

# 190 2022_0425のMainTopics

nobumei
May 5, 2022
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NFT = Flex、トークングラフを育てよう
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#189 Substack

シンプルにGW中に本書き終わらなそうで泣いてる。

前回記事

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世界からWeb3.0が求められる必然性を内圧と外圧の観点から説明する
#189 Substack 本書いてて重要なパートがやって書けた気がする。 前回記事:[Daily Topics]Astart「左利きのエレン」のアートオークションが始まったっぽい 解説ラジオ:ラジオで聞くならこちら English ver:英語訳してくれていた方が電通に転職されてしまいました。つまり、このメルマガを英訳していると電通にい行けるってことです。Help Needed!! This newsletter is now being translated into English on the same day. I'm really grateful for the instant translation …
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8 months ago · 9 likes · nobumei

解説ラジオ:ラジオで聞くならこちら

English ver:英語訳してくれていた方が電通に転職されてしまいました。つまり、このメルマガを英訳していると電通にい行けるってことです。Help Needed!!

This newsletter is now being translated into English on the same day. I'm really grateful for the instant translation !

上から最新記事です。

人間の心を満たしてくれるFlexなNFT

NFTは「Flexな気分にさせてくれるモノ」として広く普及し始めた背景があります。

**「Flex(フレックス)」**は「見せびらかす、格好つける、自慢する」という意味を持つスラングです。元は「筋肉を見せびらかす」といった意味でしたが、「今日は高い服でFlex(=キメてきた)だから、見てくれよ」という時に、使ったりします。

これまで、個人「所有」することでFlexできたものとしては高級時計やかっこいいスニーカー、イケてるファッションブランド、などでしたが、このコロナ禍によって急速にリアル空間のコミュニケーションが減少した結果、「Flexする機会」が失われつつあります。

Flexなモノは「そのモノがFlexであると感じる人間の数」が価値です。つまり、コミュニティが価値の源泉とも言えます。1万円の札束を持っていて「すごい」と思われるのは、「1万円札」に価値があると感じている「日本人」というコミュニティが存在しているからです。

もし、そのコミュニティが縮小し「そのモノ」に価値があると信じる人間の数が減少したとすると価値は減衰していき、朽ちた神社や地方の廃墟などへ変貌していきます。

NFTはこれまでリアリでのコミュニケーションでしか感じることができなかった「Flexな気持ち」をデジタル上でも体験させてくれるものとして爆発的に広がりました。

人間はとても社会的な生き物です。人間はムダなものにお金を払うことで社会的地位を満たそうとする性質を持ちます。

例えば、アイドルオタクと呼ばれる熱狂的なファン達は、推しの缶バッジを自分のバッグや服にたくさんつけた自作の応援グッズを作っていることがあります。これは「好き」という気持ち以外に「金銭的に余裕がある」ことを周りに見せつけることで、他のファンとの**「差分」**を出そうとする行為です。

人間は自らの承認欲求を満たすために一見無駄に見える不合理な行動を取ることがあります。高額なNFTが売れ続ける理由はここにあります。人間は本能的に他人との差分を他者にアピールしたいものなので、その「差分」をデジタル上で証明できるNFTはFlexの概念にドンピシャでハマるのです。

NFTはこの「差分」を誰にも明らかな状態で証明することができるため、熱狂的なファンはその「差分」を表現するためのお金に出し惜しみません。この時にほしいと思うファンが二人以上いれば価格は青天井です。価格が高ければ良いという話ではありませんが、NFTは他社との差分を表現する用途に向いており、人間が他人との【差分】表現したいポイントにNFTを配置するとFlexな価値の高いNFTができるということです。

NFTの企画や設計を行う際に、NFT販売を単純なデジタルデータ販売と捉えるのではなく、購入者が得られるFlexな体験までを設計し価値付けをしっかり考えていく必要があるのです。

差分を表現するための方法

差分を表現するFlexなNFTには3つの条件があります。

  1. その商品が本質的に価値のないものであること(代替品があること)

  2. Flexを共有できるコミュニティが存在していること

  3. 希少性があること

以下の画像は「EtherRocks」という岩の画像をNFT化したCryptoArtです。2021年8月だけで約2,000ETH分のEtherRocksが取引されました。

このパット見ではただの石の画像でしかないデータを先程の3つの条件に照らし合わせて考えてみます。

  1. EtherRockは、文字通り、岩のPNG画像の集合体です。人間の創造力を駆使して作られたものとは言えません。本質的に価値のないものであることは間違いありません。

  2. EtherRockを所有している人は、100人以下の排他的なコミュニティに属することができます。「岩が○億円!」というパワーワードがおもしろいため、たくさんのネタ画像が作られコミュニティが盛り上がりました。その盛り上がりはインビジブルロックという名前の透明な岩(ただの透明な画像)までもが飛ぶように売れていったほどです。

  3. EtherRockは、100個しか作られないため、非常に希少価値があります。

PNGファイルは明らかに価値がなく、創造性に欠けているので、なぜ多額のETHを浪費してまで購入しようとするのか、多くの人が疑問に思う、かつ、NFTが明らかに無価値で高価であればあるほど、得られるFlexな体験は大きなものとなります。

「え、この岩の価値がわからないの?」いつか言ってみたいセリフです。

物理的なアートワークに価値があったのは、そのアートワーク自体が同時に2つの場所に存在することができないからです。モナリザはルーブル美術館に1つしかないことで価値を持ちます。NFTはデジタル上で同じ希少性をデジタルデータにもたらしました。Flexな価値の大きいものほど高価になっていきます。

デジタル空間でのNFTはその人そのものを示すアバターとしての役割を担い、「あの人はお金持ちなのだ」という証明を得ることができます。人間は銀行の残高やBTCの枚数を見せびらかす行為は直接的すぎるので、豊かさを表現する方法としてモノで抽象化したいのです。そういった意味で、NFTは最適です。

NFTのFlexな活用方法6選

NFTがFlexな価値を持っていることは説明しました。次はFlexな用途を6つに分解して説明していきます。NFTによっては複数の用途に跨っているものもあるのであくまで暫定的な分類とお考えください。6つの視点をレーダーチャートのようにNFTを分析すると、そのNFTがどのような価値を持つのか他のNFTと比較する時に役立つのではないでしょうか。

アイディンティティと帰属意識

**アイデンティティと帰属意識は、歴史を共有する感覚とストーリー性によって育まれます。**宗教団体は、アイデンティティと帰属意識を生み出すことに長けているので、宗教団体の施策はNFT施策に通じる物があると思っています。NFTを作るのであれば、宗教の作り方は参考になるはずです。

CryptoPunksは、Cryptoコミュニティ内の宗教です。CryptoPunksを所有することは、歴史的な芸術品を大切にしていることを意味します。保有者はCryptoPunksを売って大量の暗号通貨を手に入れるよりも、このNFTを保持してCryptoPunksコミュニティの一員であることを願っています。

NFT保有者はTwitterのプロフィール写真を自分が所有するPunksに変更することで、自分のアイコンとし、コミュニティへの所属を対外的にアピールすることができます。

TwitterとNFTは連携されていないのでそのNFTをちゃんと保有しているかどうかは紳士協定ですが、そのNFTを売却してしまったらアイコンを変更することが多いです。

SNSのアイコンにしやすいNFTをPFP系NFTと呼びます。

<aside> 💡 PFP = ProFile Pictureの略。SNSアイコンのこと。顔型のNFTはアイコンに設定しやすい

</aside>

近年、単純にコロナによってお家時間が増えたことによって、家でゲームをする人が増えました。コロナにより減少したコミュニケーション量をゲームを中心としたデジタル空間で補う傾向が見られます。

Statistaによると、2020年には25.5億人が何らかのゲームをプレイしています。ゲーマーは平均して1日54分、1週間で6.33時間、ゲームをしており、巨大なコミュニティを形成しています。

ユーザーはゲーム内で所属しているギルドやチームに強い帰属意識を持っており、国家や宗教の垣根を超えたコミュニティを形成している事例も多々あります。

いずれゲーマーがデジタルの仮想世界で過ごす時間が長くなるにつれて、国家や宗教への親近感は薄れ、ゲーム内のコミュニティが優先されることになっていきます。そして、好むと好まざるとにかかわらず、オンライン上で自分を示すアバターの重要性は増していきます。

最初は何気なく設定したSNSアイコンがいつの間にか自分を象徴する画像となり、その画像=自分となっていきます。SNSアイコンに自分が所有するNFTを設定することで、そのNFTが自分地震を示すアイディンティティとなっていくのです。

2Dの世界でのSNSアイコンではイメージがしにくいかもしれないので、次元を上げて3Dで考えると少しイメージが湧きます。

右図はNFTがVR空間でアバターの役割を担っている事例です。自分の所有するNFTを3D空間の自分のアバターの顔に設定することでそのNFTが自分自身を示すアイコンとなります。

VR空間でリアルなモノを見せて自慢することはできないので、この空間でのFlexなアイテムはNFTとして表現されるようになっていくでしょう。

デジタルファッションブランドがNFT化されることで、「このアバターイケてね?!」というFlexな会話がデジタル上で生まれることとなります。

NFTを持っていることで、自己アイディンティティを持つことができ、コミュニティへの帰属意識が芽生えるNFTが良いNFTです

社会的ステータス

NFTを持つことで得られる社会的なステータスのはNFTの価格と希少性によって決まります。

例えば、ルイ・ヴィトンのバッグやランボルギーニを「持っている」ということは、社会的ステータスを示す手段の1つです。NFTはこれと同じことができます。

同じ性質を持つモノとして、SNSのフォロワー数や「いいね!」「シェア」「リツイート」などのエンゲージメント指標もスタータスの一部です。これらの指標は、FTっぽいですが、現時点においては企業のデータベースに存在しており、「いいね!」を現金に換金することは難しいです。

近い将来、このSNSでのステータスが現金換算できるようになります。Web3.0ネイティブなSNSが、TVゲームのトロフィーやゲーム内アイテムのような感覚で、新しい形の**「Non-Fungible Like」**を生み出します。

Web3.0ネイティブなSNSは匿名です。自分から身分を明かさない限りは現実世界の社会的ステータスを持ち込むことはできず、Web3.0界での社会的ステータスはオンチェーン上に記録された過去のデータのみから判断されます。過去の実績をレトロアクティブなどと言います。

その人のレトロアクティブを見れば、金に物を言わせて高いNFTを買い漁っているだけのミーハーなのか、価値の高いNFTを見極めることができるイノベーターなのかを見極めることができます。

金額の高さ以外にも、寄付を行っているかどうかという判断指標もあります。Web3.0はトークンによる経済圏を持つので、BitcoinやEthereumのように早くからコミュニティに参加することでCryptoリッチになっていきます。

Cryptoリッチになった人間が、自分のためだけでなくWeb3.0の次を作るためのOSSプロジェクトに寄付することは自然なことです。多額、かつ、多数の寄付を行っている匿名だけど「徳」の高い人であることがレトロアクティブから推測することができます。

OSSのような公共財に近いプロジェクトが資金調達をしてトークンを配布することをレトロアクティブ・パブリックグッズ・ファンディングというのですが、過去の貢献者にトークンを配布したら寄付した金額以上に儲かってしまったという事例もあるほどです。オンチェーン上に「徳」を積んでおくといつか良いことがある。高額なNFTを見せびらかすだけではない、それがWeb3.0の世界です。

<aside> 💡 レトロアクティブ = 過去の活動、実績のこと

</aside>

<aside> 💡 パブリックグッズ = 公共財やOSSのこと

</aside>

<aside> 💡 ファンディング  = トークンを配布して資金調達すること

</aside>

個人に紐づく価値・エモさ

これは個人の感情に紐づく価値です。

例えば、子供の頃使っていたおもちゃやトロフィーなどを家に飾っている方も多いのではないでしょうか。これらは他の人にとっては何の感情も生み出しませんが、本人にとってはその時を思い出せる大切なものです。

Cryptoの世界においても、近い内にNFTがトロフィーのような形で付与され始め、個人の感情が紐づくようになっていきます

例えば、Rabbitholeというプロジェクトは主要なDeFiの利用履歴を参照して特別なNFTやFTを受け取ることができるクエストを作成しています。トロフィーと同じ役割です。

デジタル上でペットを飼った思い出がNFTとして記録されていく可能性もあります。

ブロックチェーン上に生きるデジタルペット「WAGMIGOTCHI(ワグミゴッチ)」というものがあります。WAGMIGOTCHIはブロックチェーンの仮想ペットですが、90年代に流行した「たまごっち」のように、餌を与えたり、一緒に遊んだり、掃除をしたり、寝かしつけたりして世話をすることができました。

何分に一回ご飯を食べないといけない、眠らないといけないなどがブログラムされており、ユーザーがGasを支払うことで餌を与えることができます。ローンチ後、すぐにコミュニティの誰かがフロントエンドを作りました。以下のようなものです。kawaiiですね。

ブロックチェーン上に生きるデジタルペット「WAGMIGOTCHI」

現実でもデジタルでもペットを飼うにはお金が掛かります。そして、ペットを飼っているからといって、なにか報酬が得られるものでもありません。無報酬どころか収支はマイナスであるにも関わらず、たくさんの人がこの生き物の世話をし、餌や遊びが必要かどうかをチェックしていました

こうしたやり取りは、技術的には何の意味もありませんでしたが、世話をしている人々はこの小さな生き物に愛着を持つようになりました。

しかし、Web3.0のトレンドは早いもの。すぐに新しい話題が登場し徐々にWAGMIGOTCHIへの関心が薄まっていきました。そして、WAGMIGOTCHIは死んでしまうのです。。。

そして、天国のWAGMIGOTCHIから今まで世話してくれた飼い主たちにNFTポストカードが届きます。泣けますね。

上記がそのポストカードになるのですが、Loveという変数がありここに飼い主が何回お世話したかの回数が記録されています。この変数が何を意味するのか?

まず、前提として、これは実験で「儲からない」ことが明言されていたプロジェクトだったため、投機家からは見向きもされませんでした。それでもこのペットのためにお金を払ってまで命を存続させようとした人は**「優しい人」**です。このNFTはProof of Kindと呼ばれオンチェーン上での「優しさの証明」となりました。LOVEの変数は優しさの度合いを示し、今でも0.1ETHほどでたまに取引されていますが、この思い出を大切にしたい人からするといくらのオファーが送られてこようとも手放すことはないでしょう。

詳細はこちら:[Daily Topics]ブロックチェーン上に生きるデジタルペット「WAGUMIGOTCHI」の衝撃、トークングラフを育てよう

何度でもお伝えしたいことですが、NFTはエモい技術なのです。

人間関係のトークングラフ

ビジネスマンは始めて合う人に名刺を渡したり、良い仕事をやってくれた人にチップを支払ったりします。Web3.0におけるチップやギフトは、オンラインで人間関係を証明する手段になる可能性があります。

Web 2.0は、フォロー、「いいね!」、コメントなどのソーシャルグラフが中心でしたが、Cryptoが導入されたWeb3.0は、ソーシャル+経済的なグラフ、つまり、あなたが購入するNFT、あなたが投資するプロジェクト、あなたが獲得するソーシャルトークンについてのレトロアクティブなトークングラフが重要になります。

ビジネスマンとして名刺交換をしてあなたのWallet内を参照すれば、あなたが何をどのぐらい好きで仕事に役立つスキルを持っており周りからどれぐらい称賛されているかがわかるようになります。

どう思いますか?人間関係を過度に金融化するリスクはあるかもしれませんが、トークングラフを介した新しい関係性が生まれるのです。

また、NFTが新しいタイプの関係を可能にするもう1つの方法は、P2Pの信用証明です。現在、主な信用情報は、大学の学位、どんな会社で働いていたか、ソーシャルメディアでの影響力、推薦状などですが、これらの情報は、具体的な情報ではなかったり、数字をお金で購入できたりもするので、不確実性のある嘘をつけてしまう信用情報です。

反面、トークングラフを見れば、過去にどんなプロジェクトを手伝ったり利用したり発信したり寄付したりしたかが分かります。立派な学位も重要ですが、Web3.0プロトコルはトークングラフを重視するようになっていきます。

Web3.0が浸透していけば、トークングラフ採用を取り入れる企業も出てくるかもしれません。求人情報やコンテンツ、デートアプリなどのより良いマッチングシステムを構築するのに利用できるでしょう。

NFTの画像データは簡単に複製できるかもしれませんが、レトロアクティブな履歴を含めたトークングラフを複製することはできません。将来、「あなたのWalletを見せてください」と問われた時に答えられるよう、今から自分のトークングラフを育てておく必要があることをWeb3.0に関わる全員が把握すべきです。

NFTを投棄と捉え売買益を積み重ねるのも良いのですが、匿名のペルソナとトークンの来歴が組み合わさる「トークングラフ」にこそ潜在的なおもしろさが隠れていると言えます。

まだNFT自体の歴史が浅いため履歴に価値を持たせるトークングラフの考え方は全く浸透していませんが、時間が立つことで理解が追いつき可視化ツールが登場することで徐々にトークングラフに焦点が当たるようになっていくでしょう。

いつか、NFTの価格以上にトークングラフの価値が高くなる日が来ることを待ち望んでおります。

コレクティブ要素

人間は収集癖を持つ生き物です。日本人はそれが特に強いと言われています。NFTで現在流行っているNFTブランドはCollectiblesNFTが大半で人間が持つスタータスや他者との差分を表現したいというインサイトに叶った仕様となっています。

**NFTでこれを表現するには、コレクションを見やすく整えるViererの機能が重要です。**NBA Top Shotは、Showcase機能でこれを実現しています。コレクションを作成し、自分のプロフィールページに表示するためのシンプルなツールを提供しています。

NFTは売って終わりではなく、売った後「あの人が持っているNFTが欲しい!」と思ってもらうためにもViewerの機能は重要なのです。

NBA Top ShotのShowcase機能:ソース

コレクティブな要素は「集める」という要素も楽しいですが、集めたものを「眺める」ことも楽しいものです。

例えば、模型や書籍のコレクションは楽しく1人で眺めるだけでも満足できますが、コレクションは人に自慢したくなるものです。コレクションを公開することで、その人がどんな考え方を持ち実績のある人なのかが推察できます。

デジタルコレクションを公開することはNFTクリエイターやキュレーターからすると個人のステータスに直結することなので非常に重要です。

CollectiblesNFTは、NFTクリエイターの収益性を向上させるだけでなく、クリエイター以外のキュレーター経済の到来を予感させてくれるものです。

例えば、Spotifyのリスナーがプレイリストに投票し、上位のキュレーターが現金とSpotifyの株式を受け取るとしたらどうでしょうか。また、Pinterestがトップエンジニアに報酬を与えるのと同じように、トップピナーに報酬を与えたらどうでしょうか。これはトークンで実現できるキュレーション経済圏の1つです。

より多くのデジタルメディアがデフォルトでNFTになると、トップソング、ビデオ、ニュースレター、ポッドキャストなどのキュレーターは、NFTコレクションをバンドルし、ライセンシングやエンゲージメントに基づいてロイヤリティを得ることができるようになり、全く新しいキュレーター経済が誕生するでしょう。コアファンがプロファンに変わるのです。

NFTを集めることで、自身のキャリアの証明になる or 他者との差分を表現できるかという点が評価ポイントになります

スーパーパワー

この項目はシンプルで、そのNFTを持つことで「異能の力」を持つことができるのかという点が評価指標になります

ゲーム空間で空を飛ぶことができたり、身近な所で行くと出会い系アプリでより多くのLIKEをおくれたり多くマッチできたりすることでスーパーパワーを表現することができます。ゲーム内で特別な魔法や武器を使い無双した時、スーパーパワーを実感できるでしょう。

個人的に手に入れたいスーパーパワーの1つはレッドブルの有名な「レッドブル、翼を授ける」のキャッチコピーを本当にデジタル空間上で実現してしまうことです。デジタル空間に設置されたレッドブルの自販機から出てくるレッドブルNFTを飲むと空を飛ぶ能力が得られるって最高だと思いませんか?レッドブルの企業広告としても非常に相性が良いと思います。

レッドブル「翼を授ける」

NFTは静止画として売るだけではなく、何に使えるかというユーティリティが重要だと覚えておいてください。

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