最近0930配信ができていないので私生活を改めました。どうも、@nobu_meiです。
This newsletter is now being translated into English on the same day. I'm really grateful for the instant translation ! Yesterday's article: U.S. Antitrust Enforcement Eases the 30% App Fee Issue
NFTシリーズにパブリックドメイン化の流れ
先日Blitmapがパブリックドメイン化したことが話題になりましたが、CryptoCrystalもパブリックドメイン化を発表しました。最近NFTシリーズでパブリックドメイン化するものが増えてきたように思います。
パブリックドメイン(public domain)とは、著作物や発明などの知的創作物について、知的財産権が発生していない状態または消滅した状態のことをいう。 日本語訳として公有という語が使われることがあります。
パブリックドメイン=「何に使ってもええで」という認識ですが、もちろん常識の範囲でという制約はつくようです。
一番最初にパブリックドメイン化したBlitmapのパブリックドメイン宣言から見ていきましょう。
Blitmapのパブリックドメイン宣言
【和訳】今話題のコレクタブルNFT「Blitmap」がパブリックドメイン化 - NFTnavi
Blitmapは、ショート形式の動画共有サービス「Vine(現在はサービス終了)」の元CEO『Dom Hofmann』によってスタートした NFT プロダクトです。17人のアーティストが作成した100個のオリジナルピクセルアート作品から始まりました。
また、ユーザーが持つNFTを組み合わせて新しいNFTを生成することができ、Mintする側に決定権があるのはおもしろいギミックだと思っています
2021年8月末時点のOpenseaでのFloorPriceは14ETHととても一般人が購入できる金額ではなくなっています。
今回のパブリックドメイン化により、どのような利点と不利益があるのか、Blitmapが長短をまとめてくれています。ここではオリジナルNFTから派生して作られたNFTをデリバティブNFTと呼びます。
メリット
ディストリビューションや重要性の分散化。
派生品は、トラストレスな形で作成されます。
すべてのデリバティブNFTは、オリジナルの注目とマインドシェアを高めます。
利害の連携
クリエイターは独立したデリバティブNFTを作ることができます。
彼らには、「より多くの(そして願わくばより高品質の)派生品を作成した方が得だ」というインセンティブがある
物事をシンプルに
権利について心配したり、何が問題で、何が問題なのかについての考えるコストからの開放
**クリプトネイティブであり、**クリエイティブに集中できる
デメリット
排他的な権利はない
エンティティと個々のアーティストの両方が、デリバティブNFTを作成する権利を持つ
悪い役者
IPは、ネットスラング、極端な政党、カルトなどによって悪用されたりする可能性があります。
価値が低いように思う人もいる
IPが堀(競合優位性や強み)であると信じており、それが放棄された場合、Blitmapの重要性は低くなると思う人もいます。
確かに、既存のIPコンテンツを使用したビジネスをやっている人間からすると、苦労して作り上げたIPコンテンツをパブリックドメイン化するなんて正気の沙汰とは思えないでしょう。Blitmapの公式からはネーミングについて控えて欲しい表現があると書いているだけですべての権利を放棄し、デリバティブNFTもパブリックドメインである必要はないとしています。
このトレンドに対して、様々な考察が出ていますが、概ねポジティブな反応が市場からは返ってきています。
どうしても有名になったNFTシリーズはどう足掻いても無許可で制作されたデリバティブNFTが登場してきます。デリバティブNFTの発生を防ごうとしてももぐらたたき状態になり現実的ではなく、オリジナルに余計な負担をかけてしまうことになります。
その点、ブロックチェーンは本物とデリバティブNFTを見分けるにはもってこいの技術です。この技術で真贋の証明がされるので、デリバティブNFTが登場してきたとしてもちゃんと見れば、本物を見分けることができます。
実際にEtherRockやnounsなどはデリバティブNFTが大量に出回っており、検索しても本物が出てこないほどです
今年末の芸能人格付チャックのイメージ図
パブリックドメイン化されることにより制作側の罪悪感や下調べの時間コストがなくなり創作に集中できる分、クオリティの高いデリバティブNFTが登場していくことになるので、オリジナルの価値をより高めていくことになります。
CryptoCrystalもこの流れに載っており、すでにDAO化しつつあります。作者のみにこーへいさん以外のコミュニティに参加しているメンバーがマーケティングやmemeコンテストを開いているのは面白すぎますね。
NFTはデジタルデータの発行枚数を制限することで、データ自体の希少性を高める要素を持っていましたが、もう一つ「誰と誰が作ったか」「誰からもらったか」という製作や来歴を管理することができます。単純な希少性を担保するためだけではなく、コミュニティ内の誰の仕事だったのかを証明していく方向性に今後のNFT文化は進化していくのではないでしょうか。
デリバティブNFTの中にも原作をリスペクトしたリスペクトNFTがたくさん出てくることが期待されます
Discordでコミュニティ開きました
招待リンクはこちら(リンク切れしてたら教えてください)
■メルマガコミュニティに参加する特典
月1ぐらいで質問会を開きます
そのうちNFTを発行するので、参加者にAirdropするよ
のぶめいが気になったけど、メルマガに書ききれないCrypto関連のNews Feedを流します
執筆中の本の途中経過を公開します⇒[Daily Topics]のぶめいは本を書く
メルマガ広告枠
8月分の広告枠が8/25日に広告枠NFTが2次流通したので権利保有者が入れ替わりました。現在の広告枠NFTは「なんでもトークン」さんとなりました。ちなみに、購入の理由は「社会実験として面白そうなので、買ってみたかった」とのことです。
なんでもトークンさんは「世界のすべてをトークン化」することを目指すスーパーなエンジニアさんです。NFT情報を追いかけている人であれば、SUSHI TOP SHOT、Mettaniなどを見たこと、聞いたことがあるかと思うのですが、そういった話題になるNFT企画の裏側には大抵なんでもさんがいらっしゃるともっぱらの噂です。いろいろと有益な情報をつぶやかれていますので、Twitterフォロー推奨でございます!(Twitterはこちら)
https://twitter.com/NandemoToken
■ メルマガ広告枠NFT販売について
[Daily Topics]【実験】メルマガ広告枠をNFT販売開始、広告枠をNFTとしてスマコンで取引する未来はありえるか
Caution
2021年9月分の広告枠NFTをオークションしたのですが、落札者が誰かわからない現象に陥っています。こちらのアドレスの所有者は@nobumeiまでDMで広告内容をお知らせください。
通知がない場合は、AC広告の「ぽぽぽーん」が流れます。
0x83dbb53dc6dfa16a6f33d09f3d6b0f5c6ef6806b
販売ページの確認はこちらからどうぞ。(SubstackはOpenseaのリンクを弾くので、リンクベタ貼りしておきます。)https://opensea.io/assets/0x495f947276749ce646f68ac8c248420045cb7b5e/29793463066658438194307987075317490117699115575376050051705206949128213364737?locale=ja
何かあれば、@nobumeiまでDMください
今日のネタ枠
真面目な話ばかりでもつまらないので息抜きにネタ枠を用意しています。
EtherInvisibleRock Marketplace on OpenSea: Buy, sell, and explore digital assets
今日のネタ枠はすごいですよ。先日よりEtherRockが何の使いみちもないのに価格だけが上がり続けているという話をしましたが、ついに透明なEtherRockが出てきました!!
こちらOpenseaに出品されている画像なのですが、皆さん見えますか?NFTの価値を信じるものにしか見えない「裸の王様」的な芸術作品になります。すでに80ETHほどが流通しています。
このコトバを添えておきます
欲望は常に他者の欲望だから、本質的価値、欲しいから買う、はなくて誰かが欲するから自分も欲しくなる。
関連トピック
ネタ枠
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今日のニュース
dApps / NFT
OpenSea共同創設者「1月の40万人と比較して8月は最大600万人がサイトを閲覧すると予想している」
2021年1月からするとOpenseaに利用者はうなぎ登りです。
好きなパーツを組み合わせて作るフルオンチェーンNFT「Avime」
組み合わせて好きなNFTに仕立てられるシリーズが出てきました。アバターっぽくキャラメイクできるのは良さげですね
Facebookが火をつけた「メタバース革命」は、スマホの次の時代の扉を開くか(徳力基彦) - 個人 - Yahoo!ニュース
FBが発表したVRmtgルームに関する体験記事です。Oculusを持ってない、体験していない人はこちらを見て雰囲気だけでも体験してみることをおすすめします
DeFi
Chainalysisが、暗号資産普及度ランキングに加えてDeFiの普及度ランキングも公開
DeFiや暗号通貨の国別の普及度が発表されていましたが、日本はどちらも県外のようです。
我が国オワタ\(^o^)/
その他
アパレル品の真贋証明が韓国で始まったようです。
はい、本日は以上になります。
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