Ethereumマージまじ卍
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エイ！（ここ1ヶ月近く引っ越しやスプラトゥーン3の発売などがあり、メルマガ投稿が習慣からすっかり抜け落ちておりました。リハビリがてら投稿を再開していきたいと思います。）
前回記事：
解説ラジオ：ラジオで聞くならこちら
本日のメイントピック
久しぶりのメルマガ投稿のネタ何にしようかなと思ったのですが、やはりこれについては書いておかないといけないな。ということでEthereum Mergeについて書いていきます。イカ、よろしくー。
Ethereum Mergeってなに？
Ethereumがイカしたサービスになるためのアップデートになります。このアップデートにより、ブロックチェーンのブロックを生成するアルゴリズムがPoWからPoSへ変更となり、Ethereumのスケーラビリティが改善されると言われています。
ちなみに、Mergeまでの時間はこちらのサイトで確認できます。残り1日を切りそうです。メルマガを投稿する頃にはMergeは完了しているかもしれません。まじ卍
Mergeについては1月ほど前から良質なレポートがたくさん出ているのでこちらもおすすめです。
CT Analysis第32回レポート『Ethereum 2022年夏 次期アップグレード「The Merge」とその後のロードマップを理解する』を無料公開
【ETH PoS化】The Mergeについて｜紺野勝弥_FUELHASH｜note
個人的にはCryptoTimesさんのレポートの目次がツボでした。よくまとまっており内容は素晴らしいのですが、マージ、サージ、ヴァージ、スプラージと続くと脳がいい感じに混乱していい感じです。
イカでは、要点をPickupしてお伝えします。
Ethereumの目指すところ
Bitcoinが中央集権に影響の受けない世界通貨を生み出そうとしたように、Ethereumはワールドコンピューターとして世界のインフラになることを目指しています。ここで言うワールドコンピューターとは、どこの国にも規制を受けず、誰にも管理されず、24時間 365日ずっと稼働し続け、不正も行われず、国境も国も超えて誰にでも機会を平等に与えられるものを指します。
現在、地球上に存在しているコンピューターやその上で稼働するソフトウェアは必ず誰かや企業によって管理されているものです。管理主体が明確である以上、システムとしての障害耐性が高くとも規制や法律によりサービス自体が制限を受けてしまう可能性があります。
極端な話ですが、止まる可能性のあるシステムと止まらないシステムであれば止まらないシステムを選択するはずです。Ethereumはワールドコンピューターを構築することで世界のITインフラ基盤をより盤石なものとすることを目指しています。
そのための課題と解決策
ワールドコンピューターを目指すための課題はスケーラビリティです。現在のEthereumの性能では世界中の取引をさばくだけの処理能力としては十分ではありません。ブロックチェーンではなく、データベースを使用すればこの処理能力は簡単に底上げすることができますが、それをしてしまうとデータベースを提供する企業が出てきてしまうので分散性が犠牲になってしまいます。
この課題はトリレンマの課題と言われブロックチェーンの課題として有名なものです。イカ、参照
参照：https://note.com/katsu_fuelhash/n/na6eaca3fefc9
Ethereum Killerを標榜するプロジェクトはこのトリレンマのどれかを犠牲にした処理性能だけが高いブロックチェーンを開発していることが多く、物事の本質を見誤っているプロジェクトが多くあります。重要なことは技術的優位性などではなく、Ethereumコミュニティそのものにあります。
コミュニティについてはイカ、参照です。
Web3.0のインターネット基盤になっていくEthereum
Ethereumは分散性を重視した上でスケーラビリティの課題を解決する方向を常に模索し続けており、ここ数年はRollupという手法でEthereumの処理能力の向上を目指して開発が進められていました。いわゆるLayer2と呼ばれるものです。
EtehreumブロックチェーンをLayer1とした時に、Layer2でいろいろ処理してから結果だけをLayer1に書き込んだらええやん的な発想で処理性能の向上に成功しており、結構な金額のETHがLayer2にLockされています
CryptoTimesのレポート参照
スケーラビリティの課題に対し、Rollupによる解決方法が現実味を帯びてきた段階で異なる方向でのスケーラビリティの解決方法がMergeです。
現在のPoWで稼働しているEtehreumブロックチェーンをEtehreum1.0、これからMergeにより移行するPoSで稼働する新しいEthereumをEthereum2.0と呼んでいました。
これをインフォグラフィック化するとイカ
そして、さらにデフォルメして伝わりやすくしたイメージ図としては、イカ
絵文字にするとこうなります
どれがわかりやすいですか？memeは要点だけを端的に伝えるのに向いていますね。
Mergeの名前の通り、これまで使ってきたPoW Ethereumは実行環境として残り、Stateはそのまま引き継がれます。現在のEthereumがPoSの中に取り込まれて内包される感じです。図で書くとその感じがよく分かると思います。
PoWとPoSの違いとしては、こんな感じで認識しておくと良いです。
PoW(Proof of Work) = たくさん働いたやつがエライ！
PoS(Proof of Stake) = たくさん持ってたやつがエライ！
PoWの「たくさん働く＝マイニング」となるため、電力を消費することとなりPoWは環境に悪いと言われることがよくあります。PoSはETHをたくさん持っている人からブロックの承認者が選出されることになるので、電力を消費せずPoWに比べ環境に優しいと言われます。
PoS Ethereumは今回のMergeのために開発したものではなく、すでに1.5年ほど稼働しており実績も十分、このままいけばMergeも無事終わることが見込まれています。
📌 ちなみに、Ethereum財団からは「Ethereum2.0って表記はややこしいから1.0も2.0も合わせて全部”Ethereum”に統一で！」と声明が出ています。Etehreum2.0は死語なので使わないようにしましょう。
Mergeによる影響
■ 消費電力
Ethereum財団のサイトによるとYoutubeよりも99%イカの消費電力になるとのことです。これで環境論者に電力がーと批判されることもなくなるでしょう
https://ethereum.org/ja/what-is-ethereum/#main-content
■ ETH価格
Merge後は価格の上昇が見込まれます。EthereumはMerge後、ETHの発行枚数が減少し、デフレ圧力が働くためです。
Ethereum公式サイトによると、The Merge前の現在、発行量は次のとおりです。
マイニング報酬：最大13,000 ETH / day
ステーキング報酬：最大1,600 ETH / day
桁が違う点に注目です。
そして、EthereumはPoWからPoSに移行するので、マイニング報酬はなくなります。1日の新規発行量が大肌に減少し市場に供給されるETH量が減っていきます。
一方で、取引にかかるGasコストは変わりません。毎日少しずつ市場に流通するETHが減っていくので需要と供給の関係から価格は上昇する見込みとなります。
■ 投資観点、おれたちはなにをすべき？
持っているETHをどうこうする必要は基本的にはありません。なので、そのままMetamaskに入れておいて大丈夫です。資産が知らない間に減っているなどのリスクはありません。
取引所やDeFi、Layer2にETHを預けている方はイカtweetを参考に資産ポートフォリオをメンテナンスしてみてはいかがでしょうか？
CoinGekcoの創業者がMergeに際し、注意しておくべきことをtweetしてくれています。参考にしましょう。
本日は以上です！
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💡 真面目な話ばかりでもつまらないので息抜きにネタ枠を用意しています。
Mergeの話も盛り上がっているのですが、界隈ではVitalikの股間に注目が集まっていました。様々なmeme画像が作られ股間ネタは世界共通であることが確認できた事例です。
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