MTG時間を超えて断りもなくまだ喋るやつはギルティ、はいどうも@nobu_meiです。ちょっと今日は昔を振り返ってみたのですが、テーマがでかすぎて時間が足りなかったのでまた追記したいと思います
オールドメディアのビジネスモデルが持たないときが来ている
最近、OSS化やDAOが流行りつつありますので今日のテーマはこの辺を考えてみたいと思います。この記事でのオールドメディアとはTVや新聞、雑誌、ラジオ、屋外広告のようなデジタル広告以外で収益をあげているメディアの事を指しています
まず現状のオールドメディアの現状を確認していきますが、新聞や雑誌を始め軒並み発行部数の現象や廃刊などが相次いでおり、紙の発行を取りやめデジタルのみに絞って企業活動を継続するメディアも出てきています
新聞のデータのみですが、発行部数は右肩下がりを描いており今後発生していくであろう日本の人口減少とともにさらに発行部数は落ち込んでいくことは自明です。新聞を発行する会社はビジネスモデルの転換を求められているのが厳しい現状となっています
新聞の発行数(日本新聞協会)
反面、デジタルメディアを中心にメディアを見ることでトークンを受け取ることができ、メディアに関わったユーザーにも便益が与えられるような広告モデルを模索する方向が生まれてきている。Braveブラウザなどはその最たる例であり、広告を閲覧することでユーザーにお金が入る仕組みは革命的だ
Braveを使うユーザーからすると、広告を見るとお金がもらえるのでBraveから広告が来ると嬉しい。そんな感覚になっている。
この広告を見ることが嬉しいという感覚を共有するためにちょっと事例を紹介したいと思う
広告の新しい形の片鱗を見た
CryptoSpallesというブロックチェーンゲームがTVCMを打った事例が非常に新しかったのを覚えている
動画を見てもらえれば分かると思うが、CMクリエイティブにゲーム内での有名人を複数人起用する施策するという変わった手法を取っている。一般人からすると「誰?」という感じではあるがゲームを遊んでいるユーザーであれば、「あ、〇〇さんが出てる!」となるようなクリエイティブだ
これは非常に新しかった。筆者もゲームユーザーだったのでこの動画に写っている方の何人かは知っているしその人が出ているとなればTVの前に正座してみるのもご理解いただけるように思う。身内が新聞に名前が載ったりするとおじいちゃんが嬉しそうに切り抜いていたりするそんな感覚だ
しかも、そのTVCMは放送時間が決まっているタイムではなく番組内のどこかで流れるスポットだった。この1時間のどこかでCMが流れるという仕様のTVCMで発注されていたのでゲームユーザー達はTVCMを見るためにTVの前に1時間以上待機させられる羽目になったのだ
でもこれがめちゃくちゃ良い体験だった。ユーザーはTV番組には1mmも興味がないが暇なのでTwitter上に番組の感想を書きながらCMを待ち、Twitterのタイムラインは妙な一体感があったし、何よりCMを楽しみにしながらTV番組を見る体験というものが始めてだったからだ
その時のTwitterの様子は2020年5月31日の夜あたりを検索すればよく分かると思う【クリスペがTVCMを打った時のTwitterの反応】
これはTVやオールドメディア全体に言えることだが、これらのメディは基本的にメディア⇒ユーザーへの一方通行になっている。CMは永遠に流れてくる情報の羅列だし、そこに興味を持つことはほとんどないが、CryptoSpellsのCMは究極的にユーザーの中で自分ごと化されていた
韓国では自分の好きなアイドルの誕生日などをファンがお金を出して屋外広告に出稿する「応援広告」というものをよくやっているらしいが、それに近い感覚を覚えた
ちょっと朝の限られた時間で書き切るには時間が足りなすぎたようなので、またの機会に追記していきたいと思うが、この応援広告のような仕組みはトークンエコノミーをオールドメディアが導入することで再現性が高く汎用的なモノに昇華させることができると思っている
特に新聞は毎日発行され即物性が高く最も相性が良く、現在の新聞の記事はすべて記者が各スタイルから地方新聞ほど地方の人間が記事を書き「この記事おじいちゃんが書いたんでしょ〜?」とおじいちゃんが孫に聞かれるような仕組みがトークンで作れるだろう。気が向いたらまたメルマガで書きたいと思う
NFT関連ニュース
LINE BITMAX Wallet、「NFTマーケットβ」を本日より提供開始|LINE株式会社のプレスリリース
LINEがNFT マーケットをローンチしましたね。現在はLINE Blockchainのロゴマークの入ったNFTをLNでしか購入できないようなのですが、今後様々なNFTが並んでくると思われます。LINEの利用率は国内App No.1なので、日本人のほとんどがLINEのWalletを持っていることを考えるとLINEとdAppsが連携することでゲームユーザーの体験がなめらかなものになることは間違いがないです。結構楽しみにしています
「香水」にでてくるブランドがNFT証明書付きシューズを発売開始してます。NFT証明書と書いていますがNFTはNFTだけで流通していくような設計になっていそうなので、なぜこのような設計になっているのかはよくわかりません
資金調達
資金調達実施のお知らせ。事業会社各社とシナジーを創出し、さらなる事業拡大へ – Crypto Games Inc.
モバイルファクトリー×CryptoGames 事業強化のための資本・業務提携を実施
CryptoSpellsを運用するCryptoGamesが資金調達をしています。NFTが盛り上がったことでdApps系の資金調達ニュースも多いですね
その他のニュース
最近のUSDCの勢いがすごいです。10以上のブロックチェーン上でUSDCは使えるようになっているらしくユーザーの利便性が非常に高まっています。データを見ても歴然で市場の6割を担うのはUSDTですが、USDCのシェアがどんどん広がってきているのがよくわかります
PlasmをAstar Networkにリブランドしました。 - Stake Technologies Japan - Medium
「Plasm Network」がAstar Networkにリブランディングされました。「Plasm」は元々Ethereumのスケーリング手法の1つで、その名前をそのまま使っていたが開発開始から2年が経ち実態と開発物の乖離が起こってきたのでこの度のリブランディングとなったようです。ロゴは家紋をイメージしたらしく、かっこいいですね
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