継続が目的ではないですが、今日で丸1月毎日メルマガを書くことができました。意外と続けられるものですね
今日のメイントピックス
Rare ‘Alien’ CryptoPunk fetches $11.8 million in Sotheby’s auction
CryptoPunksとは?
昨日のDOGE NFTの5億円に続き、人気のオークションハウス、サザビーズが主催するオークションで、CryptoPunkのNFTが$11.8Mドルで落札されました。単体のPunksの価格としては最高額です
CryptoPunksは、2017年にソフトウェア会社のLarva LabsがリリースしたNFTで、24x24ピクセルのキャラクターになっています。それぞれのキャラクターには、異なる特徴、アクセサリー、特性が付いていて、それに応じてレア度が異なります。
今回のPunks(Alien #7523)は、9種類しかないレアな「Alien」に分類されるNFTの1つで、Alienコレクションの中で唯一マスク付き、イヤリングとニット帽という珍しい特徴を持っているため、高い価値がつきました。
なんでそれでそんな価値がつくのかと思う方もいると思うのですが、【CryptoPunks】というブランドの中で最も希少なグッズを所有したい、というリアルのアートを同じ心理が働いていると思います。そしてアートを所有したいという富豪が2人以上いれば価格は青天井です。今回はその典型例だったかと思います
サザビーズは元々オークションハウスなので、アートコレクターが欲しがるNFTを見つけてくることに間してはキュレーターとして非常に優れた目をしていると思います
売り手は収益の一部をCryptoPunkコミュニティや世界中のCOVID救済組織を支援するプログラムに寄付するそうです。
NFTアートの定量的なデータ
DOGEやPunksが相変わらず高額で取引されたニュースがセンセーショナルなので話題になりやすいですが、傾向としては取引量は落ち着いてきています。販売量、検索数などの数値は軒並み低下してきており、高額なNFT販売は話題にはなるがEthereumなどのエコシステムに全く貢献しておらずただのPRとしてしかNFTを利用していないと、Cryptoの一部からは批判が上がってきているのも事実です
NFTアートの販売量
参照: https://cryptoart.io/data 5月分は(4/25までのデータ)
Google Trend NFTキーワードの検索量の変化(90日 2/26 - 5/26)
参照: https://trends.google.com/trends/explore?q=NFT
NBA Top Shot トレード金額の変化(30日間 4/26 - 5/25)
参照: https://dappradar.com/flow/collectibles/nba-topshot
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米国金融機関Prime Trustが発行するFUSDステーブルコインがFlowで正式に発表
アメリカで人気のNFTゲーム「NBA Top Shot」を手がけるダッパーラボ(Dapper Labs)が、米ドル連動型ステーブルコイン「FUSD」を発表しました。ステーブルコインにはUSDTやUSDCなどがありますが、現時点でのブロックチェーンは相互運用性が低いのでEthereum上で発行されたUSDCをFLOW上にそのまま持っていくことはできません。
そのため、NBA top shotなどのゲームを遊びやすくするためのステーブルコインが求められていた所ついに発行まで漕ぎ着けたようです。仕組みは法定通貨担保型になります。
同社は金融インフラを提供するPrime Trustと連携して、ステーブルコインのFUSDの開発を進めてきた。FUSDは、Prime Trustが管理する米ドルに1対1で裏付けられる。サークル(Circle)のUSDコイン(USDC)やジェミニ(Gemini)のGUSDといった既存のステーブルコインと同じ仕組みだ。
魔界DeFiで気をつけておきたい "退場" しないようにするための心がけ。僕はこうやって退場した。|ぽるん|note
DeFi魔界に挑んだ備忘録です。DeFiは高いAPYを出せることでユーザーを引き付けますが、それはリスクとのトレードオフになります。リスクを理解した上で遊びでやるのであれば楽しめると思うのでほどほどに遊んでみましょう
Square、Blockstreamと協働でオープンソースマイニングプロジェクトを立ち上げへ。併せてダッシュボードによる透明性確保も
ここ最近、OSSのトレンドが続いています。SquareもOSSでのプロジェクト開発を発表しました。DAOとガバナンストークンの普及によって、プロジェクトやサービスの運営を分散化させる流れが加速しています。BlockStreamとの連携とのことなので、このマイニングシステムはエルサルバドルに提供されることになるのではないでしょうか
今までのビジネスは権利主義ですぐに「特許」や「自社内で」という話になりますが、今後は既存サービスなどもOSS化されていくことになっていくのではと思われます。特許を持っていても、公共性の高いOSSプロジェクトに対してその権利を行使すると、OSSのユーザーから企業側が叩かれかねないので特許を使用できない。そんな時代になるような気がしています。
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