エルサルバドルがBTCを法定通貨に決定、歴史的瞬間
先日のBitcoin2021のイベントで発表された法案がもう議会で承認を得られたそうです。早いです。
エルサルバドルは今後、1.5億ドル分のBTCを購入し中央銀行が保有する計画を立てているとのことです。これから、BTCを法定通貨に採用する国家が続いて出てくる期待が持てます。
この法案が通ったことにより、以下の内容が国として承認されたことになります。
BTCとUSDの交換レートは自由な市場により形成されるものとする
価格をBTC建てで表示することを可能とする
税金をBTCで支払うことを可能とする
BTCによる取引はキャピタルゲイン課税の対象にならない
このニュースは確実に後世の教科書に載る出来事になるでしょう。
こちらがその日の新聞らしいのですが、これの実物は後々ものすごく価値が出ると思うので普通に現物としてほしいです。NFT化されないのでしょうか。日付が限定された新聞広告のNFTアーカイブは価値があるかもしれませんね
ビットコイナーが必死こいてエルサルバドルの通貨を集めていたと考えるとおもしろいですね
中国、2025年までにブロックチェーン技術を世界最高レベルに
先日、仮想通貨やマイニングに対して厳しい規制を敷いた中国ですが、スタンスとして「仮想通貨はダメだけど、ブロックチェーンはガンガンやれ」を取るようです。具体的には、
低コストのトラスト社会作り
物流の追跡・偽物商品流通防止の応用事例
行政サービスでの応用・スマートシティでの実用事例の創出
を実現するために、地元政府は3〜5のブロックチェーン産業エリアを建設、スタートアップ企業への税金優遇措置、またはブロックチェーン技術の人材を育成するための資金的支援を提供することなどの措置が求められるらしいです。
日本でも経済特区を早く作ってもらいたいですね
セキュリティ・トークン・オファリング(STO)市場拡大の鍵を握る「6つの論点」 | 金融ITフォーカス | 野村総合研究所(NRI)
NRIがSTOの法的論点に突いてレポートを出していました。2枚しかないので読んでみるとSTOの概況がつかめると思います。STOを株や証券などをトークンとして扱うことを指しているので、主に税金や所得計算に係る部分の整理が必要になりますね
参照先はこちら
海外ではBinanceやFTXがすでにSTO始めているので、日本でも早くできるようになるといいですね
BinanceもSTOの売買を開始。まずはTesla株を販売
STOの本筋とは少し違うこちらはただのギャンブルなのですが、取引所のFTXではオリンピックが開催されるか否かの0~1の予測に賭けることができます。FTXはトランプとバイデンのアメリカ大統領選挙のときもどちらが勝つか賭けるゲームを開催しており、なんでも投資商品にしてしまう少し遊びの要素の強い取引所です。
日本のニュースではオリンピック中止に傾いているように見えますが、海外ではなんだかんだ開催される派が優生で票が傾いているようです。
仮想通貨取引所FTX、「東京オリンピック」開催可否の予測市場を提供へ
NFT関連
doublejump.tokyoがスクウェア・エニックスの「資産性ミリオンアーサー」でLINE Blockchainを採用
djt社が提携していたSEとLINEが連携するニュースが飛び込んできました。現在のリリースで見えているのは「乖離性ミリオンアーサー」のIPをデジタルシールNFTにして販売することまでが発表されていますが、djt社のことなので当然それだけで終わるはずがありません。
NFTならではのギミックを何某か仕込んでくることはほぼ間違いないでしょう。
また、「LINE Blockchain Developers」のAPIのGo言語向けライブラリをdjt社がオープンソースとして提供開始しています。開発したものをOSS化する流れと思想もブロックチェーン的です
https://github.com/doublejumptokyo/go-lbd
このライブラリを利用することで、「LINE Blockchain Developers」のAPIへアクセスするためのHTTP設定や署名処理を簡略化し、迅速な開発を可能になるとのことです
コインチェック、紀里谷和明監督率いるKIRIYA PICTURESとNFT事業において連携を開始 | コインチェック株式会社
コインチェックが映画監督とl提携を発表していました
紀里谷和明監督が手がける最新作『新世界』のNFTを活用したファン拡大施策を検討するとともに、クリエイターの自由な発想による制作活動や収益機会の多様化の実現を目指します。
ブロックチェーンゲームCryptospellsが2周年を記念して限定NFTを配布しています。無料なのでまだNFTを持ってことがない方は受け取ってみてはいかがでしょうか。
nanakusa OEM事例, サミーがオリジナルNFTデジタルコンテンツマーケットを夏にリリース
NFT PFのnanakusaがサミーにシステムをOEM提供しました。
第一弾として、サミー社オリジナルコンテンツである、あの!「ツインエンジェルシリーズ」(全然知らない)の映像や音声におけるデジタル資産をNFTコンテンツとして展開してまいります。とのことです。
DID
xID、茨城県立並木中等教育学校の生徒会選挙におけるインターネット投票導入に参加、xIDアプリを提供へ。
規模は小さいですが、投票をデジタル上でブロックチェーンを使ってやってみる実験が行われています。つくば市では、「つくばスーパーサイエンスシティ構想」の中で公職選挙におけるインターネット投票の導入を予定しており、若年層の政治参加を促すため、学校教育においても積極的な活用を目指しています。この度、茨城県立並木中等教育学校と共同し、今年度の生徒会選挙にインターネット投票の仕組みを導入します。
その他のニュース
iOS版のTrust WalletからDAppブラウザが完全に消去される予定
Appleの仮想通貨に対するスタンスは相変わらず厳しいです。TrustはWalletですが、快適にdAppsを触れるようにブラウザを実装しブラウジングしながら仮想通貨決済をすることが可能なAppです。
Wallet自体にブラウザ機能が着いていて、「ユーザーが勝手にdAppsを使用して仮想通貨決済をその上で行っているだけ」という整理だったのでこれまではokだったのですが、今回の発表でそれすらもダメになってしまうようです。横暴ですね。
仮想通貨決済はP2Pで決済が行われるのでAppleやGoogleにお金が入りません。そのため、dAppsゲームのような直接ETH決済を実装しているようなゲームはApp化できず、ブラウザゲームとして開発せざるを得ない現状があります
それをうまくWallet Appと連携することでUXを向上させてきていたところのこの仕打ち。Apple許すまじ。この対応をするために、Wallet Appはブラウザ機能を消去しなければなりません。
まだまだ、Cryptoが世の中のメインストリームに出てくるには時間がかかりそうです
QRコード決済の利用率が全年齢層で昨年から10%以上増加し、54%と過去最高を記録2020年から2021年にかけて消費者の生活行動におけるデジタルサービスが定着化
Crypto関係ないですが、決済関連のニュースを1つ。QR決済の導入率が半数を超えたようです。新しい決済手段が定着しつつあることはポジティブなニュースなので取り上げます。
QRコード決済の利用は全体で54%と過去最高を記録し、FeliCa型電子マネー(58%)に迫る勢い
QRコード決済は全年齢層で昨年から10%以上増加し、10代、20代、30代では利用率が2位に
クレジットカードは年齢が上がるほど利用率も向上、ブランドデビットカードは10代、20代で利用率が20%を突破
リリース内にはモバイルオーダーやポイントAppなどの利用動向もデータとして公開されているので興味があれば覗いてみて下さい
仮想通貨もQR決済できるんですがなんで流行らないんでしょうか。本当に不思議です笑