SubstackやNotionも投げ銭もらえるようになってほしい。どうも@nobu_meiです。
昨日のメルマガでChainlink[LINK] を題材に「オラクル問題」について取り上げましたが、補足的に追加情報です
オラクル問題とデジタル選挙
投票ブースの役割とオラクル問題:インターネット選挙とレシートフリー | by Shin'ichiro Matsuo | Medium
界隈の有識者であられる松尾先生がオラクル問題の解決の難しさについて、デジタル選挙の失敗事例を用いて説明してくれています。
「ブロックチェーンはコピー禁止の技術」なので、不正投票が無くなるとして選挙の時期が来るとデジタル選挙への導入はまだかという投稿が増えたりしますが、ブロックチェーンに書き込む前のオラクル問題をどのように解決するかの部分に課題が残るという話です
選挙の投票は、投票者が買収や脅迫がされないような形式で投票可能なオペレーションを構築する必要があり、これをレシートフリー(無証拠性)と呼びます。オンライン投票ができるようになってもPCの前で脅されながら投票させられてしまい、投票結果がブロックチェーンに載ってしまったら改ざんできなくて詰むよね?って話です
ブロックチェーン先進国とされるエストニアの選挙事例としては、一度意図しない投票をさせられたとしても最後は**「投票日に投票ブースを使った物理的投票で上書きしても良い」**ルールを設けることでこの脅迫するインセンティブを低減しています。選挙期間は2-3週間あるものなので、その期間ずっと複数の人間を恐喝し続けるのは不可能です。デジタル先進国であるエストニアですら、物理的な投票ブースを用意しレシートフリーを実現せざるを得ずブロックチェーン技術だけでは解決できない問題であることがわかります
日本ではこのエストニア方式の選挙方式がxID社の事例を皮切りに導入されていく兆しを感じます。代表の日下氏はエストニアのデジタル経済圏について大変深い知見をお持ちの方です
xID、茨城県立並木中等教育学校の生徒会選挙におけるインターネット投票導入に参加、xIDアプリを提供へ。
【石川県加賀市】日本初・e-加賀市民制度(加賀版e-Residency)の提供へ
提案するベンチャーや自称有識者もいますが、こういった失敗の歴史を理解した上で何が最も問題なのかを把握しておくと、「歴戦の有識者」の方々から受ける「若いなぁ」という白い目も少しは緩和されると思います。自戒込みです^^;
補足のつもりが思ったより長くなってしまいました
今日話したかったのはこれ「Axie Infinity」!!
The Axie Infinity Boom - by William M. Peaster - Metaversal
Axie Infinityこスライムみたいなキャラクターを成長させて戦わせたりするdAppsゲームです。キャラクターがすべてNFTとして取引され、ゲームを進めることで様々な暗号資産が手に入る仕組みになっています
2018年のdApps最初期から存在していたdAppsゲームで、開発拠点をベトナムにあるにもかかわらず、わざわざ開発者が日本に来てMeetupイベントを開催するなど精力的に活動していた熱量の高いチームです
そのAxieが3~4年の時を経てついに爆発的なヒット作になりつつあります。まずは数字を見ていきましょう。
直近30日の取引データ
記事中では若干持った数字で約30万人のデイリーアクティブユーザーと書いていますが、ブロックチェーン上の数字で見ると、ユーザー数は8万人ほどで前月比230%で増加しています。ユーザー数の増加に伴い、取引量と数も右肩上がりできれいな直線を描いているのがわかります。
取引Volume$12 Mドルは相当に高く、横並びで見た時のPunksを超えています。
■Axieのデータ
ユーザー数は年初から比較すると1778%増加で爆増中のようです
https://dappradar.com/ethereum/games/axie-infinity
Punksと比較すると、ユーザー数と取引回数が圧倒的に異なりますね。PunksはNFTが1万点しかないので非常に少ないです
■Punksのデータ
https://dappradar.com/ethereum/collectibles/cryptopunks
連日紹介している内容の再掲になりますが、369ETHで落札されるAxieが登場するなどPunks並みの高額落札事例も登場してきています
データソースは異なりますが、他のプロトコルと収益性を比較します。一番右がAxieです。
暗号データプラットフォームToken Terminalの30日間のプロトコル収益ダッシュボードによると、昨日の時点で、Axie Infinityは過去30日間の累積プロトコル収益で1,100万ドルを促進しています
MetamaskやSushiswapよりも収益性が高いってDeFiをすでに超えていますね。NBAやPunksのつぎのムーブメントはAxieです。いますぐにAxieを買ってゲームを遊んで体験してみましょう!
Axieは今後どうなるの?遊び方は?
Axieは今後も多くのUpdateを予定しており、開発者自ら期待していてほしいと情報を発信しています。伸びていく予感しかしまへん。暗号通貨市場の落ち着きとともにEthereumのGas代が低下した事によりNFTを扱うdAppsが遊びやすくなっています。年末にかけて暗号通貨がまた上がってくる相場に入るまではAxieブームは継続すると思われます
不敵な笑みを浮かべるJiho氏。筆者のクソリプにも返事をしてくれるお茶目な方です
【インタビュー後編】アクシー|ゲームに関する今後の予定は? | dApps Market|ブロックチェーンゲーム・仮想通貨アプリ評価サイト
Axieが爆発する以前の方向性などについてはインタビュー記事などがありこの辺を見ていただければイメージができると思います
そして、遊び方情報に関してはダプマさんの記事が一番です。熟読してゲームに臨みましょう
アクシーインフィニティ|ゲーム・アプリの始め方と遊び方を解説
筆者はAxieが出たばかりの時にAxieを購入しているので、最初期に発行されたAxieしか持っていない「ORIGIN」という遺伝子を持っているAxieを複数持っています。しかし、ゲーム自体を数年間触っていなかったので正直、キャラクターの使い方がいまいちわかってませんw
Openseaで1ETH近いオファーを頂くことがたまにあるので価値が高いことは理解しているので、今日明日で遊んでみて状況を調べてみようと思っていますが、ORIGINアクシーの使い道についてレコメンドがあればコメントよろしくお願いいたします^^
今日のネタ枠
真面目な話ばかりでもつまらないのでネタ枠も作りました。
Twitterに10時間いると噂される代表に噂の真相を聞いてみた! | JPYC株式会社
タイトルがもはやネタですよね。JPYCのTwitterマーケティングはすごいのヒトコトです。
本日は以上になります。Substackは意外といいねとコメントが来ないのでお手すきの際に是非お願いします。反応があるとシンプルにやる気が出ます
毎日この量無料でありがとうございます!最近購読はじめましたがちょこちょこ読んで勉強させてもらってます!