皆様、あけましておめでとうございます。
随分久しぶりの投稿になりますが、年も新しくなりましたので定期的にメルマガを更新して参ります。
年始一発目からネタ企画となり恐縮ですが、新年といえばこの企画は外せません。Crypto自体がミームを好む性質を持ちますので楽しみながら、NFTらしさを毎年watchしてください。
2024年電子マグロオークション、始まる
今年で3年目、電子マグロオークションが始まりました。
**電子マグロの価格がマジマグロの価格を上回ったらおもろいやろ?**の精神で毎年3DマグロをNFT化しているこの企画ですが、今年は辰年、Crypto業界を騒がせたBinance CZに似せた見た目、かつ、Binance Smart Chainでの発行となっております。
https://twitter.com/ginzawatari/status/1741400344364814492
落札者の特典はこちら。
SUSHI新年会にご招待
毎年、我々は鮨 渡利で新年会をしております。落札者の方は毎年、開催される新年会(マグロを食べる会)に参加できます。
銀座渡利の会員から崇拝されます
鮨 渡利にはCrypto事業者が数多く訪れるCryptoの聖地です。その宣伝効果は絶大です。
NFT発行をSUSHI TOPがサポート
国内NFT発行数、取引事業者数No.1の会社から直接サポートが受けられます。
マグロの3DモデルをNFT化しただけのモノが売れるわけ無いやろ!と思われるかもしれませんが、毎年数十万円で落札されています。
2022年:3,000MATIC(80万円、nanakusa)
2023年:0.7ETH(25万円、Opensea)
ちなみに、昨年のマジマグロ価格が3,604万円、22年が1,688万円となっております。今年はコロナ対策の行動制限が緩和されてインバウンド(訪日客)も回復し、23年秋には兵庫県のズワイガニ1匹に1000万円の最高値が付く活況ぶりとのことなので、さらに金額は跳ねるかもしれません。
これは電子マグロにも期待が集まります。
また、今年は国内のNFT配布数No.1のSUSHI TOP MARKETING株式会社が落札者と相談の上、NFT配布をサポートするオプション付きになっております。NFTプロジェクトでNFTを配布する予定がある場合などはちょうどよいかもしれませんね。
電子マグロがマジマグロの価格を上回ったらおもろいやん?!
売れる背景にはCrypto特有のミーム文化があります。
ブロックチェーンはボトムアップで広がる特性を持つ技術です。Bitcoinもサトシ・ナカモトからボトムアップ的に世界に広め、今や金融資産と認められるほどに成長しました。
Bitcoinが初めて決済に使われた日として、Bitcoin Pizza Dayという日があります。当時は1枚のピザが2万BTCで購入されました。これも、「BTCでピザ買えたんだが!クソうけるw」がおもしろかった時代があり、様々なミームがBitcoinの価値を喧伝する媒体として機能しました。
これらのミームの多くは文字を介さないおもしろい画像や動画なので、言語や国境を跨いで伝播しやすい特徴を持ちます。
Bitcoinで決済を使えることが珍しくおもしろいことであった時代から比べれば、今のBitcoinは絶大な信用を勝ち得ました。ミームを楽しむ人の数が既存の仕組みを信じる人よりも多くなれば、ミームはミームではなくなり虚が実になるのです。ブロックチェーン的な話に文脈を合わせると、ミームは既得権益に対する51%攻撃に近い性質を持ちます。
この性質を表す最高の名言をイーロン・マスクが残してくれています。
「人生は皮肉なものだ。ジョークで作られたDOGEコインが、本当に通貨として使われるようになれば、これこそ最高の皮肉だ」
虚が実になることはこれまで虚をバカにしてきた人間への最高のアンチテーゼです。これを分かっていてDOGEコインミームを量産するイーロン・マスクは世界最高のミーム職人と言えるでしょう。DOGEを王にしようとするイーロン・マスクのミーム画像を見て笑える人はCryptoを分かっている人である証でもあるからです。
国境を超えて伝播しやすい最高のミームを作ることができれば、マーケティングは成功したも同然です。後は勝手にミームをおもしろがっていろんなコミュニティやTwitterに貼り付けて広めてくれる流れが生まれます。
過去のミーム事例から学べることは以下です。
ミームは意味がないように見えるが、私たちが誰であるか、何を信じているか、何を軽蔑しているかを世界に伝える踏み絵の役割を担っている
専門用語を多用した言語は、"理解できる "人たちの特権的なクラブを生み出すだけであり、ミームは言語を介さない共通語になりうる
ミームを楽しむ人が増えると虚像が実像になる瞬間がやってくる
つまり、電子マグロがマジマグロの価格を上回ったらおもろいと思う方はもれなく我々の仲間です。一緒に電子マグロオークションを楽しみましょう。
ミーム × 歴史 = 伝統
ミームのようなネタであろうとも、長く続けることで歴史が積み重なっていけば、ネタの領域を超えて**「伝統」**になっていきます。
全くWeb3.0は関係ないですが、最近TVCMなど様々な場面で引っ張りだこのなかやまきんに君は「長さ」が評価された事例ではないかと考えています。
みんな大好きなかやまきんに君(参照:https://thetv.jp/news/detail/1056100/)
きんに君のギャグは何年も前から変わっていません。
そのギャグを見て最初はおもしろくないなと思うかもしれませんが、全く同じギャグをやり続けた結果、ギャグ自体がきんに君の生き様を表すようになり、ギャグが伝統化しています。自分のスタイルを貫き続けるスタンスはもはやロックです。
きんに君の事例は彼が時々TVやメディアに登場しそれなりの認知度があったことにより、それぞれの日本人の脳が分散台帳として働き、「きんにくんは何年も前から同じことをやり続けている」という**「長さ」**コンセンサスが証明されている状態でした。
メディアなどに出演できる芸能人だけでなく、ブロックチェーンで手軽に長さを記録できるようになってきており、個人レベルでの「長さ」が評価しやすい時代が来ているのでこれを使わない手はありません。
最近ですと、小島よしおライブもすごいらしいですね。これ超行きたいです。
https://twitter.com/yoshiopiiya/status/1742422357283909792
歴史の古い奈良や京都のお店は「創業〇〇年」と店の歴史が長いことを自慢します。京都銀行は「ながーーーーーーーーい」お付き合いができることをTVCMで訴求するほどです。
京都銀行のCM例
長さは価値。
電子マグロはまだ3年目、マジマグロを超えるまでに干支が1周してしまうかもしれませんが、電子マグロ企画はネタ企画でありながら、年始のマジマグロオークションに対する攻撃でもありますので、企画側の我々は、虚が実になる瞬間までこの企画を毎年開催していく所存です。
応援よろしくお願いいたします。
■ 過去記事
2023年:2023年電子マグロオークションが開催!1/5日21時終了!
2022年:$SUSHIと寿司をswapできる寿司屋「銀座渡利」が電子マグロオークションを始めた話
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