20210510のTopics
DFINITYは、ブロックチェーンを使って分散型のクラウドコンピューティングプラットフォームを提供しようというプロジェクトです。
DFINITY上では、現在私たちが利用しているようなウェブサイトやウェブサービス、API、企業・業界システム、昨今注目を集めるDeFiサービス(分散型金融サービス)などありとあらゆるインターネットサービスが稼働することが想定されています。
分散型で止まらないAWSのようなものをイメージするとわかりやすいかもしれません。AWSもサーバーは世界中に分散していますが、オペレーターはAmazonという一企業です。DFINITYでは世界中の独立したデータセンターを横断的にICP(Inter Computer Protocol)というプロトコルで一つのコンピュータ、インターネットコンピュータに見たてて扱います。
Andreessen Horowitzといったベンチャーキャピタルから170億円近くの資金を調達しており、2018年にはユーザーあたり最低$100相当のICPトークン)を配布する巨額のエアドロップが実施しており、ホルダーがある程度いるため注目度の高いプロジェクトです。
Ethereumと似ているように感じますが、
Ethereumよりも速い実効速度
Ethereumが持たないストレージの機能
スマートコントラクトに該当するプログラムの実行コストは運用者が支払う
Ethereumベースのアプリケーションのように、利用者が「トークンとは」「ウォレットとは」といったブロックチェーンの慣れない概念を意識する必要がないとされています。
自分もまだピンときていないのですが、引き続き情報を追っていきます。
昨日の今日でディーカレット社がETHマイニングサービスに関して謝罪文を出しました。5/13日までに新しく方針を出すそうです。Twitterでもかなり叩かれていたので早めの火消しの動きとしては結構早めですね。
記事中に今回の経緯と界隈の反応をまとめました。
LINEがブロックチェーンとカラオケを組み合わせたプロダクトをローンチしてきました。LINEはLINE Musicをサービスとして提供しているので、楽曲が提供できるのでしょうか。本サービスでは約4万曲を提供しているそうです。
また、曲をきいたファンは「SOMESINGトークン」を贈ることができ、所有量に応じたLINKリワードが付与されます。ブロックチェーンのトークンエコノミーを適用したことで、公正で透明性を確保したインセンティブの付与を実現し、ユーザーのリテンションやエンゲージメントを高めることを意図したサービスになっているようです。
LINEは利用者数が桁違いに多いので、そこそこのユーザーの利用が考えられますのでトークンエコノミーの事例としては触れておきたい内容になると思います。
ETHがPoSに移行した後、ステーキングに32ETHが必要になるわけですが、現在の40万円を超えていEるTH価格で32ETHを集めようとすると1280万円が必要になります。かなり高額で一般人が用意するのは難しいため、多くの人から少額のETHを集めてまとめてステーキングしてくれるサービス、それがLidoです。そのLidoが73百万ドルを調達しました。ETHのステーキング補助サービスとしては最も注目度が高いプロジェクトかと思います。